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2023.03.11

東日本大震災12年

そう、2011年3月11日、当時は青く晴れ渡る空。
春めいた穏やかな日でした。

そこから一転の吹雪。
揺れはその直後であった様な気がする。

大地が生き物の様にうねり
車体が地面を飛び跳ねるかの様
建物が大きく揺れ軋む
時間にして2~3分
経験したことのない地震が波状攻撃の如く続く

各地で建物は大きな被害を受け、電気水道など生活インフラは寸断された。
余震が続く中での復旧工事は、細心の注意を払いながら進められた。

弊社社屋も被災。翌年大規模な修繕工事となる ↓↓
東日本大震災社屋被災 大規模修繕
東日本大震災社屋被災 大規模修繕

大地震と巨大津波で大きな被害を受けた福島第一原発(東京電力)が水素爆発した際、放射性物質は、北風によって茨城・千葉方面に拡散。
その後、南風により福島県・宮城県方面に降り注いだ。
生活物資や燃料を運ぶ大手運送会社は、国の指示で福島県内立ち入りを禁止。
籠城攻めを受けている状態はこんな感じなんだろうと、貴重な経験をさせてもらった。
決して良い経験ではないが。

ヒトは自分の身にその事象が降りかからないと真に苦労や苦悩を理解することは難しい

県内外の自衛隊・警察・消防の皆さまの心強いサポートと災害ボランティアや国内外の支援。
そして、この地を守り、新たな未来を形づくるため、震災後もこの地で復興にむけ走り続けてきた県・市職員そして私たち福島県民。

12年。
長い様な短い様な。
その感覚は人それぞれ。

年月が経った今、間違いないことは、新たなふくしまが構築されてきていること。
ぜひ、今年も(は)、ふくしまにお出でください。

◆「ふくしまプライド」(https://fukushima-pride.com/)

陸海空のフィールドロボット技術開発実証拠点
◆「ふくしまロボットテストフィールド」(https://www.fipo.or.jp/robot/)

target=”_blank”◆産総研(福島再生可能エネルギー研究所) (https://www.aist.go.jp/fukushima/)

◆コミュタン福島(https://www.com-fukushima.jp/index.html)

◆観光ならまずはココ「裏磐梯観光協会」(https://www.urabandai-inf.com/)

この地で起きたそして未だ続いている事象を、ぜひ活用し他県でも活かしてもらいたいですね。
原子力発電事故によって引き起こされる住民生活の弊害は、すでに想定外ではなく「想定内」になっていることを認識せねばなりませんね。
そのためには、思考停止することなく、正しい情報を自らが見つけ出し、答えを導き出すことも大切です。

「日本の原子力発電所マップ 2022年版」(nippon.comより)
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h01365/

福島県統計年鑑
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11045b/nenkan135.html#12

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