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2022.08.04

大雨時行

二十四節気七十二候<大暑・末候>「大雨時行」に入りました。

積乱雲と呼ばれている「入道雲」。
どこからともなく、青空にムクムクっと広がっていくと、夕立がくるメッセージとなります。
真夏の陽射しに熱せられたアスファルトや建物も、ザーっと降り注ぐ雨で冷やされ、ひと時の清涼感を味わうことができます。
地球も人と同じで、熱中症になりそうになれば、自ら雨を降らせ身体を冷ます。そんな感じでありましょう。

昨日から降り注ぐ雨は、そんな日本の風物詩「夕立」とは大きく異なるゲリラ豪雨。
各地で線状降水帯発生による集中豪雨が目立つようになり、甚大な被害が増加しています。

20年前から叫ばれていた地球温暖化の問題だが、結局人の生活は何も変わることはない。
便利な生活を追求すればするほど、それはエコにはならず環境破壊は続く。

一台の電気自動車を製造するために、全世界で一体どれほどの自然が破壊されているのか。

温室効果ガスを減らすために、電気自動車やハイブリッド車等に乗り換えることは環境に優しいとは言い難い。
重要なのは、一つの車を大切に長く乗る事だと思います。

先人が大切にしてきた自然との共生。わたしたち日本人が持つ特有の感性であるような気がします。
春夏秋冬の四季を守るためにも、私たちは思考停止にならず、自分たちが出来る範囲で何かしらの取組みをしていくことも大切です。

常に防災意識を備え、ハザードマップを確認しながら、日頃の対策も怠らないようにしなければなりませんね。

大暑が過ぎれば、次は立秋。
台風の出現が気になる頃となりますが、心穏やかに過ごせる季になることを祈りたいですね。

郡山市洪水ハザードマップ

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