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2022.02.24
一汁三菜
コロナ禍が続くこの2年間、「自己免疫力」を高めるための食生活を考えさせられる機会となっています。
風邪や病気の予防には、高い自己免疫力を保つ必要がありますよね。
「バランスの良い食事」「質の良い睡眠」「適度な運動」の3セットが大切です。
その中でも、この異常ともいえる環境下、ふと感じた事とは日本の食文化である「和食」の力。
昔ながらの「一汁三菜」は、主食の「ごはん」と「汁物」に「主菜・副菜2品」を組み合わせた栄養バランスを整えた献立。
主食のごはんは、食事に欠かせない一番の栄養源。
白米だけでなく、食物繊維や多様なミネラルなど高い栄養価が含まれた玄米や雑穀米も近年注目されていますね。
「味噌󠄀の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含む食品で、“畑の肉”といわれています。大豆は発酵によって、アミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的に優れた味噌󠄀になります。その他にも味噌󠄀には、炭水化物、脂質、灰分、ビタミン、カリウム、マグネシウム、繊維質など、たくさんの栄養素が含まれています。1つの食品でこれほど多くの栄養を含むものは、ほかに例がありません。」(引用「HIKARI MISO HP “味噌󠄀の栄養”」:https://www.hikarimiso.co.jp/enjoy-miso/encyclopedia/utility.html)
多種多様な野菜や海藻などを織り交ぜた副菜と汁物を加え、日本の豊かな食で自己免疫力を高めていきたいですね。
◆「和食:日本人の伝統的な食文化」が、平成25年12月ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
—————–(下記引用:農林水産省HP ( https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/ )——————
南北に長く日本には四季折々の多様で豊かな自然があり、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されたそうです。
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。
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